君に最後に好きって伝えたい
中学1年生の冬、
私は小学校が同じで仲がいい男の子に恋をした。
「いいな~小田、背が高くて」
「ちびっ‪w‪w」
ちびっ...
なんか嬉しい。好きな人にちびって言われて嬉しいと思うなんて
自分でもびっくりだ。



(放課後)
私は席替えで好きな人を近くにするために
班長になった。
順調にいった。
でも同じ班には出来なかった。
小田は私の隣りの席になった。
その後、部活に行ったら、丁度、小田が部活で卓球の練習をしていたところだった。
小田がピンポン玉を打った瞬間の笑顔が私の胸にぎゅんって刺さってしまった。




部活中、ピンポン玉が私のところにたまたま転がってきた。
それを拾って顔をあげたら小田がいた。
その転がってきたピンポン玉を私は小田に渡す時、手がめちゃくちゃ小田の手に当たってしまった。
その後、その手を自分の胸に当てて、顔を真っ赤にした。
部活後仲のいい男子とご飯に行くことになった。




その男子たちと一緒に食べているところに
クラスメイトが来た。たまたまその時はお店が満席だったので違う店に行こうとして、みんな去ろうとしていた時、小田が見えた。
目が合った。
でも小田はすぐに目を逸らした。
クラスメイトが去っていったあと私は赤面になった。
一緒に食べていた男子に熱ある?
って聞かれるほど赤かったらしい。
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