エリート脳外科医の溢れる愛妻渇望~独占欲全開で娶られました~
玉蔵から貴利くんとの結婚の話をされたのが八月。
あんな男と結婚するものかと息巻いていたはずの私が、三カ月経った今では貴利くんとの結婚にすっかり前向きになっているのだから、人生は何が起こるか分からない。
それからも私と貴利くんのお付き合いは順調に進み、結婚の意思が固まった私たちはそれぞれの父親に報告をすることにした。もちろん彼らは大喜びだ。
そのまますぐにでも両家顔合わせ、結納、入籍、挙式と進めようとしたけれど、両家のスケジュールがなかなか合わずにどんどん先に延びてしまった。
というのも、貴利くんのお父さんは大病院の院長先生だし、お母さんもお医者さん。うちの玉蔵も大学教授だし、母も心理学者。どちらの両親もそれぞれバリバリに仕事をこなしているため休みがなかなか合わないのだ。それに加えて、貴利くんも多忙なので、ますますスケジュール調整が難航してしまった。
それでもなんとか調整した結果、両家の顔合わせは年明けの一月に行うことに決まった。
そんな風にのんびりとではあるが私と貴利くんの結婚は少しずつ前に進み始めた。
あんな男と結婚するものかと息巻いていたはずの私が、三カ月経った今では貴利くんとの結婚にすっかり前向きになっているのだから、人生は何が起こるか分からない。
それからも私と貴利くんのお付き合いは順調に進み、結婚の意思が固まった私たちはそれぞれの父親に報告をすることにした。もちろん彼らは大喜びだ。
そのまますぐにでも両家顔合わせ、結納、入籍、挙式と進めようとしたけれど、両家のスケジュールがなかなか合わずにどんどん先に延びてしまった。
というのも、貴利くんのお父さんは大病院の院長先生だし、お母さんもお医者さん。うちの玉蔵も大学教授だし、母も心理学者。どちらの両親もそれぞれバリバリに仕事をこなしているため休みがなかなか合わないのだ。それに加えて、貴利くんも多忙なので、ますますスケジュール調整が難航してしまった。
それでもなんとか調整した結果、両家の顔合わせは年明けの一月に行うことに決まった。
そんな風にのんびりとではあるが私と貴利くんの結婚は少しずつ前に進み始めた。