別れたはずの御曹司は、ママとベビーを一途に愛して離さない
父はそれを食べて、すぐにじじバカ発言をする。それを聞いて湊斗はニコニコ笑いながら、じぃじに抱きついた。
そんな湊斗を愛おしげに見つめ抱きしめる父。シングルマザーになると告白したときは猛反対だったが、今はかわいくて仕方がないようだ。
とにかく湊斗に甘いし、仕事が休みの日は湊斗をいろんな場所に連れて行きたがる。いつも大量のおもちゃを買ってきて母に怒られる父だが、改める気はないらしい。
今年の四月から保育園に通い始めた湊斗は、前よりも活発になり好奇心旺盛になった。私が今はフルタイムで仕事をしているため、母が保育園や習い事の送迎をしてくれている。
湊斗のならし保育が終わり少し生活が落ち着いた頃、私は再びパティシエールとして働き始めた。子育てをしながらということで、まとまった時間が取れない。
なので前のように完全オーダーのケーキを作る店ではないが、岬オーナーに声をかけてもらい実家近くのケーキ屋さんで働けることになった。
あんな辞め方をしたのに、その後も岬オーナーは私のことを気にかけてくれて新規オープンする店のスタッフとして働かないかと、声をかけてくれたのだった。
そんな湊斗を愛おしげに見つめ抱きしめる父。シングルマザーになると告白したときは猛反対だったが、今はかわいくて仕方がないようだ。
とにかく湊斗に甘いし、仕事が休みの日は湊斗をいろんな場所に連れて行きたがる。いつも大量のおもちゃを買ってきて母に怒られる父だが、改める気はないらしい。
今年の四月から保育園に通い始めた湊斗は、前よりも活発になり好奇心旺盛になった。私が今はフルタイムで仕事をしているため、母が保育園や習い事の送迎をしてくれている。
湊斗のならし保育が終わり少し生活が落ち着いた頃、私は再びパティシエールとして働き始めた。子育てをしながらということで、まとまった時間が取れない。
なので前のように完全オーダーのケーキを作る店ではないが、岬オーナーに声をかけてもらい実家近くのケーキ屋さんで働けることになった。
あんな辞め方をしたのに、その後も岬オーナーは私のことを気にかけてくれて新規オープンする店のスタッフとして働かないかと、声をかけてくれたのだった。