１４日間の契約結婚～俺様御曹司の宇宙最強の恋物語～

　それから家に戻った愛人と竜夜。
　今日は一緒に夕飯を作る事になり、竜夜がお気に入りのカレーを作る事にした。
　まだ辛口が食べれない竜夜の為に、中辛と甘口を半分にしてルーを使っている。

　竜夜はまだ小学校２年生だが、保育園の頃から愛人と一緒にご飯作りを手伝っていた事からジャガイモやニンジンを切る事がとても上手にできる。
　皮むきもピーラーで素早くできる。
　
　コトコトと煮込んで、とても美味しそうなカレーが出来上がった。

　付け合わせはポテトサラダ。


　カレーの時は沢山食べる竜夜。


　ご飯はいつも3合ほど炊いている。

　お米は５ｋｇで10000円近くする、特別高級品を使っていて炊き立てはとてもいい匂いがして美味しい。

　カレーに使うのはちょっともったいないような気がする。




　
　食事中はテレビをつけずに、ご飯に集中させている愛人。

　愛人はゆっくり食べているが、食欲豪勢の竜夜は豪快に食べている。






　夕ご飯を食べ終わり。
　片付けを済ませた愛人は、ベランダに出て煙草を吸い始めた。
　竜夜は宿題を部屋でやっている。


　環境をよくするために、部屋の中では煙草を吸わない愛人。
　ベランダにテラスのように、テーブルと椅子を用意して、灰皿も置いて煙草を吸うときはゆっくりと外を見ながら吸っている。


　タバコは葉巻タイプ。

　１本１０００円以上する葉巻タイプのたばこを、愛人は１日５本程度吸っている。

　ライターは可愛いキリンの形で、竜夜がどこかに出かけたときに買ってくれたものである。


　
　ゆっくりと夜空を見ながら煙草を吸っている愛人。


　空には一面の星空が広がっている。
　オフィスビルや病院の灯りで、星空はあまり見えないが、深夜になると真っ暗になり綺麗な星空がレジデンスからは見渡せる。

　愛人はこうして星空を見るのが大好きである。
　見かけはシレっとして、俺様タイプの愛人だが意外にロマンチストなのかもしれない。


　煙草を吸い終え、愛人は立ち上がり伸びをして星空を見上げた。

　ふと、オフィスビルへ目をやると。

　ヘリポートに誰かが立っている様子が見えた。