極上御曹司はかりそめ妻を縛りたい~契約を破ったら即離婚~
となれば、そう簡単に会いにいけるものではないわけで。
「いいだろ、盛実」
私の気持ちなど無視して、古渡さんが盛実さんにスケジュールの確認をする。
「申し訳ございません、旦那様。
このあとは久留米の大奥様をお見舞いし、夜はラウンジで東峰様にご挨拶されるご予定になっております」
「全部キャンセル……と言いたいが、ひい祖母様は俺の嫁の顔を見るのをいまかいまかと楽しみにしているからな……。
仕方ない、澪音の父上へのご挨拶はまたにしよう。
盛実、そのつもりでスケジュールを入れておいてくれ」
「かしこまりました」
とりあえず、父との面会が先延ばしになってほっとした。
のはいい。
久留米って福岡だよね?
今日中に福岡行って夜には帰ってくるって可能なの?
……なんて思った一時間後には、私は空の上にいた。
「澪音、なにか飲むか?」
「えーっと……。
大丈夫、です」
「いいだろ、盛実」
私の気持ちなど無視して、古渡さんが盛実さんにスケジュールの確認をする。
「申し訳ございません、旦那様。
このあとは久留米の大奥様をお見舞いし、夜はラウンジで東峰様にご挨拶されるご予定になっております」
「全部キャンセル……と言いたいが、ひい祖母様は俺の嫁の顔を見るのをいまかいまかと楽しみにしているからな……。
仕方ない、澪音の父上へのご挨拶はまたにしよう。
盛実、そのつもりでスケジュールを入れておいてくれ」
「かしこまりました」
とりあえず、父との面会が先延ばしになってほっとした。
のはいい。
久留米って福岡だよね?
今日中に福岡行って夜には帰ってくるって可能なの?
……なんて思った一時間後には、私は空の上にいた。
「澪音、なにか飲むか?」
「えーっと……。
大丈夫、です」