Tantalizing Love
ーーー
ある日、何気なくテレビを付けると、蓮が映っていた。
不覚にもかっこいいと思ってしまう。
“ピコン”
{今週末オフなんだけど会える??}
テレビに映っている人と連絡を取り合ってるなんてとても不思議。
{私もバイト入ってないから大丈夫だよ}
“ピコン”
{うちに泊まりにこない?}
え??
付き合い初めて半年。
彼は相変わらず忙しくて
2人でゆっくり過ごせる時間は全くない。
泊まりってことは…。
ーーー週末。
約束の時間に蓮は迎えに来てくれた。
車に乗り込み、彼の自宅へと向かう。
“ガチャッ”
「どうぞ〜」
「お邪魔します」
シンプルだけどひとつひとつがオシャレで彼らしい部屋だった。
「適当に座って」
「ありがとう」
荷物を置き、ソファに座る。
「はい、どうぞ」
そう言って彼は、カフェラテを用意してくれた。
「好きでしょ?」
「知ってたんだ」
「そりゃ結衣のことならなんでも知ってるよ」
そういって彼は、私の隣に座った。
今の空間がとても幸せで、
鼻の奥がツーンとして、
だんだんと目の前の蓮の姿がぼやけていく。
「結衣?」
ある日、何気なくテレビを付けると、蓮が映っていた。
不覚にもかっこいいと思ってしまう。
“ピコン”
{今週末オフなんだけど会える??}
テレビに映っている人と連絡を取り合ってるなんてとても不思議。
{私もバイト入ってないから大丈夫だよ}
“ピコン”
{うちに泊まりにこない?}
え??
付き合い初めて半年。
彼は相変わらず忙しくて
2人でゆっくり過ごせる時間は全くない。
泊まりってことは…。
ーーー週末。
約束の時間に蓮は迎えに来てくれた。
車に乗り込み、彼の自宅へと向かう。
“ガチャッ”
「どうぞ〜」
「お邪魔します」
シンプルだけどひとつひとつがオシャレで彼らしい部屋だった。
「適当に座って」
「ありがとう」
荷物を置き、ソファに座る。
「はい、どうぞ」
そう言って彼は、カフェラテを用意してくれた。
「好きでしょ?」
「知ってたんだ」
「そりゃ結衣のことならなんでも知ってるよ」
そういって彼は、私の隣に座った。
今の空間がとても幸せで、
鼻の奥がツーンとして、
だんだんと目の前の蓮の姿がぼやけていく。
「結衣?」