好きになった先生は猫かぶりで腹黒な先輩だった
あれから1時間だけ練習して学校を後にした。
『あ、もう一つ気になってることあるんですけど。』
「なに?」
隣を歩く先輩にずっと聞きたかったこと。
『先生と先輩全然違う。態度とか言葉遣いとか、雰囲気も。
あの優しかった先生はどこへ!?』
「猫かぶってたに決まってんだろ。」
で、ですよねー。
即答で答えた先輩。
「大体教育実習の場でこんな口悪い先生いねーだろ。」
『まぁたしかに。』
「そういうこと。」
『ふーん。』
こんなにどSで腹黒だってことも口が悪いってことも、めんどくさそうな雰囲気をたまに出すことも高校生の時は知らなかった。
『あれ?』
ってことはこんな一面をしてるのは私だけ?
「何急に笑ってんの?きもちわるい。」
いや、うん。
『心折れた。』
でも悪くない。
『あ、もう一つ気になってることあるんですけど。』
「なに?」
隣を歩く先輩にずっと聞きたかったこと。
『先生と先輩全然違う。態度とか言葉遣いとか、雰囲気も。
あの優しかった先生はどこへ!?』
「猫かぶってたに決まってんだろ。」
で、ですよねー。
即答で答えた先輩。
「大体教育実習の場でこんな口悪い先生いねーだろ。」
『まぁたしかに。』
「そういうこと。」
『ふーん。』
こんなにどSで腹黒だってことも口が悪いってことも、めんどくさそうな雰囲気をたまに出すことも高校生の時は知らなかった。
『あれ?』
ってことはこんな一面をしてるのは私だけ?
「何急に笑ってんの?きもちわるい。」
いや、うん。
『心折れた。』
でも悪くない。