Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
◇
「ごめん。華菜。テーピングある?」
「え?あ、はい。」
練習中に隆哉が声をかけてきた。
救急箱をチェックしたわたしだけど、ないことに気づく。
あ…買っておいたやつ部室においたままだ。
「すみません。部室に新しいのあるのでとってきますね。」
あわてて取りに行こうとしたのだけど。
「あ、俺も一緒に行くよ。
「え?いいですよ。練習中断してしまうので。」
「いいって。行くから。」
そしてスタスタ体育館の出入り口へ歩き出す。
仕方ない…
部室は体育館の近くにあって、横はバレー部。その横はバド部になってる。
その中に入っていって、わたしは自分のロッカーからごそごそと新しいテーピングをとりだした。
「ごめんなさい。これです。」
隆哉に渡す。
「サンキュ。ってか、ここじゃ敬語よくない?」
隆哉が笑った。
「ごめん。華菜。テーピングある?」
「え?あ、はい。」
練習中に隆哉が声をかけてきた。
救急箱をチェックしたわたしだけど、ないことに気づく。
あ…買っておいたやつ部室においたままだ。
「すみません。部室に新しいのあるのでとってきますね。」
あわてて取りに行こうとしたのだけど。
「あ、俺も一緒に行くよ。
「え?いいですよ。練習中断してしまうので。」
「いいって。行くから。」
そしてスタスタ体育館の出入り口へ歩き出す。
仕方ない…
部室は体育館の近くにあって、横はバレー部。その横はバド部になってる。
その中に入っていって、わたしは自分のロッカーからごそごそと新しいテーピングをとりだした。
「ごめんなさい。これです。」
隆哉に渡す。
「サンキュ。ってか、ここじゃ敬語よくない?」
隆哉が笑った。