Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「わかんない…だってわたしは直登しか見てないもん…」

「は?」

直登がまた横向いた…

「華菜…そんなこと言う?」

「だってほんとだから…」

「ばーか。」

そして、チュッとキスをした。

「わかってるし。」

そしてギュッて手を握る直登。

「ちょっと拗ねて見ただけ。」

直登はそういうとちょっとまたチュッてキスをした。

2人の時間は何物にも代えがたい…

こうやって一緒に帰れるのもあと2ヶ月…

直登が寮に入ってしまうと、一緒に登下校はできなくなる。
寮は学校の隣にあるから…

でも…大丈夫だよね…
わたしたちは…。

ね…
直登…


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