Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
そんなうれしいことはない。
ないけど…ダメだ。

「ほんとはさぁ。華菜を抱きたいよ。」

「直登わたしはいいよ。」

「ダメ。」

そして顔をあげると俺は、笑って華菜にチュッて唇と唇をあわせた。

「さ、やるぞ。」

華菜はちょっと不満そうで…

けど、この約束は絶対守る。

じゃなきゃ、西口先生にしめしがつかない。

俺はなんとかそこから足を一歩踏み出し、そとのバスケットゴールの前まで歩いた。


< 295 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop