Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
◇
「華菜~。今日バスケ部見てくけど?」
綾川の中等部から高等部へ進学して4ヶ月。
クラスでたくさんの友達も出来たし、初の中間期末も無事クリアし、あとは夏休みを待つのみ。
今年の夏休みはバイトしてやるぞー。
「あ、わたし、バイトの面接あるから帰るね。」
「あ、そっかぁ~。華菜ってバスケ部とか興味ないの?」
「あー。あんまないかも…」
「えー。一回来てみなよ。めっちゃかっこいいよー。」
「奥村くんとー、あと中條先輩とー。」
「あー。急ぐから。」
キラキラ目を輝かせてる友人たちを振り切り…わたしはリュックを背に背負うと教室を出た。
バスケはもう…いい。
今のわたしには何の意味もなさない…
バスケなんて…
「華菜~。今日バスケ部見てくけど?」
綾川の中等部から高等部へ進学して4ヶ月。
クラスでたくさんの友達も出来たし、初の中間期末も無事クリアし、あとは夏休みを待つのみ。
今年の夏休みはバイトしてやるぞー。
「あ、わたし、バイトの面接あるから帰るね。」
「あ、そっかぁ~。華菜ってバスケ部とか興味ないの?」
「あー。あんまないかも…」
「えー。一回来てみなよ。めっちゃかっこいいよー。」
「奥村くんとー、あと中條先輩とー。」
「あー。急ぐから。」
キラキラ目を輝かせてる友人たちを振り切り…わたしはリュックを背に背負うと教室を出た。
バスケはもう…いい。
今のわたしには何の意味もなさない…
バスケなんて…