Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「俺には考えられねーな。」
で、高柳くんは卒業証書の筒をひょいってお手玉みたいに一回転させた。
「さくらさんと同じ大学選んだんだもんね。」
「あー。ん。」
今高柳くんはさくらさんと付き合っている。
高柳くんがめずらしく、わき目もふらずに猛アタックをかけ続けて、功が奏したのがやっと3年の夏だった。
以来、高柳くんはさくらさん一筋だ。
「ま、今でもかなりけむたがられてるけどね。でも俺は絶対くっついて離さねーし。」
あの高柳くんがね…。
人ってわからないものだ。
て言っても…
直登だって同じか…。
「じゃぁそろそろ行こうかな。」
「だよね。直登とさくらは一緒にいるだろうし。一緒に行こっか。」
「うん。」
で、高柳くんは卒業証書の筒をひょいってお手玉みたいに一回転させた。
「さくらさんと同じ大学選んだんだもんね。」
「あー。ん。」
今高柳くんはさくらさんと付き合っている。
高柳くんがめずらしく、わき目もふらずに猛アタックをかけ続けて、功が奏したのがやっと3年の夏だった。
以来、高柳くんはさくらさん一筋だ。
「ま、今でもかなりけむたがられてるけどね。でも俺は絶対くっついて離さねーし。」
あの高柳くんがね…。
人ってわからないものだ。
て言っても…
直登だって同じか…。
「じゃぁそろそろ行こうかな。」
「だよね。直登とさくらは一緒にいるだろうし。一緒に行こっか。」
「うん。」