囚われのお姫様
今日もユキに誠くんとのことを話すといつもの如く冷たくあしらわれている。
「ユキはさ!もっとこう、夢とかないの?」
「突然なに」
「いいから教えてよー!」
「そうね……」
箸を止め、思ったより真剣に考え込むユキ。
出会って半年程しか経ってないっていうのもあって、ユキの夢って聞いたこと無かったなと思い出す。
ユキはいつだって現実主義でなおかつドライな子。
そんなユキが、一体どんな夢を持っているか親友として非常に気になるところ!
「……本物の友情を知りたい」
「……ほ?」
ちょっと何言ってるか分からない。
でも……。
「わ!ちょっと突然なに?!」
席をたち、ユキを後ろから抱きしめた。
相変わらず体温低いな……。
「もう!ユキには私という親友がいるじゃない!」
「……」
「え、ちょっとまった親友だと思ってたの私だけ?!」
近くの席に座ってた大悟がそんな私を見てがはははと笑ってきたからあっかんべーってしてやった。
全く微動打にしないユキの頭を軽く撫でてみる。
「ユキはさ!もっとこう、夢とかないの?」
「突然なに」
「いいから教えてよー!」
「そうね……」
箸を止め、思ったより真剣に考え込むユキ。
出会って半年程しか経ってないっていうのもあって、ユキの夢って聞いたこと無かったなと思い出す。
ユキはいつだって現実主義でなおかつドライな子。
そんなユキが、一体どんな夢を持っているか親友として非常に気になるところ!
「……本物の友情を知りたい」
「……ほ?」
ちょっと何言ってるか分からない。
でも……。
「わ!ちょっと突然なに?!」
席をたち、ユキを後ろから抱きしめた。
相変わらず体温低いな……。
「もう!ユキには私という親友がいるじゃない!」
「……」
「え、ちょっとまった親友だと思ってたの私だけ?!」
近くの席に座ってた大悟がそんな私を見てがはははと笑ってきたからあっかんべーってしてやった。
全く微動打にしないユキの頭を軽く撫でてみる。