隣のホストくん
「いいから!!」

パッとスマホを奪い取った。

LINEを開くとその中身を見て言葉を失った。

いや、あきれた。

アイコンを見る限りかわいい子ばっかり。

しかも若い…

まさか

「お客さんを顔でえらんでいない?」
「当たり前だろう?」

ダメだ…こいつ

「だから売れないんでしょ」

ため息と一緒に思わず口から出てしまった。

「失礼だな!!みんなキャバ嬢か風俗嬢だぞ。」

そう言う問題じゃなくて。

根本原因が分かっていないって。

絶対にホストに向いてない。

いや。

社会人でも底辺だ。
< 12 / 48 >

この作品をシェア

pagetop