隣のホストくん
「とりあえず…」

適当に数人の女の子にLINE。

『今からご飯食べたい』

数十秒で返信来たのは2/8か

じゃあ

『お前は?』

おっと、もう一人返信が来た。

1人は出勤中。

脈がありそうなのは…

10分もかからなかった。

スッとホストくんの目の前にスマホを返した。

「やっぱりダメだろ?」

眉間をよせないで欲しい。

結果も見ずに

「まさか。手伝うって言ったでしょ?」

LINEの画面を開いた。

「まじで!?2人が来るって。」
「この二人はドタキャンはしないだろうね。」

「なんでわかるんだよ。」

疑いぶかそうに眉間のシワを深くしながら私を見た。
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