隣のホストくん
「売れないホストで悪かったな!!イケメンすぎると相手が引くんだよ」

ムッとさせたのなんか関係ない。

「中身がない人はね」

次々とグッとこらえていた言葉が口から出てくる。

「何を言っているかな?オレを作っている細胞成分は、優しさとイケメンで出来ている」

めまいを起こしそうなほどバカだ。

「非常識とバカでしょ?」

ここまで言ってしまったら、もう隣人関係とかない。

元からホストくんにはそんなものはなかったのよ。

「絶対にその言葉に後悔するからな!!」

呪いでもかけるかのように言い放った。

「ないから。ないです。全く全然ないです」

こっちも負けずに全否定

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