隣のホストくん
「そんな事はありません。いいこと言って油断させる人もいるし」

チラッとホストくんを見た。

「わかった!!香乃ちゃんのママはお兄ちゃんの職業に偏見を持っているんだ。だから冷たくするんだね」

ニッコリと娘に笑いかけた

「偏見なんてない。ただ常識のない人に腹を立てているだけ」

ニッコリと娘を見た。

「二人とも怖いよ」

そう言うとサッサと学校へと家を出て行った。

「ホストくんも帰って下さい」

凍りつくような視線でホストくんを見た。

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