ワンルーム・ビターキス


「んじゃ、オヤスミ。」




なんて、どこか満足気に帰っていった。



駅とは反対方向。


もしかして家近いのかな…




助けてくれたのに色々嘘をついてしまった気がする。


ちょっとだけ心が痛いけど、まあいいか。




「クスノキ…ミドリ?」




新しい友達とかかれた場所に表示されたその名前。


友達では無いけど、いつか頼る日が来るかもしれない。



まあ私から連絡することはないだろうけど…





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