ワンルーム・ビターキス
存在は知らなかったとはいえ、先生は人数が限られてる。


だから見た事があったんだ、きっと。




「わ、わわ私!次の時間移動教室なので教室戻ります!失礼します!」




1秒でも早く逃げ出したくて、私はベンチに置いていたランチバッグを抱えてダッシュで逃げた。




合コンで困ってるところから助けてくれたあのヒーローが、まさか学校の先生だなんて…



神様って、いじわるだなぁ。




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