ワンルーム・ビターキス
◆2nd Bitter
ストーカー
【緋和side】
「お疲れ様、緋和ちゃ〜ん!俺も上がりだから一緒にご飯いこ?2人で」
「…ごめんなさい、今日はちょっと…」
バイトあがり、帰る準備をしていた私は男の先輩に肩を掴まれた。
…林(はやし)先輩。
私がアルバイトをしている居酒屋の3歳年上の先輩だ。
「えぇ〜?この間も行けなかったよねぇ?つれないなぁ、先輩のお誘い断るの?奢ってあげるからさぁ」
馴れ馴れしく私の肩に触れるその手はあまり心地のよいものではなかった。
林先輩はわざとなのか天然なのか、とても距離感が近い。
いつもさりげなく腕や肩を触られる。
そして上がりの時間が被ると必ずご飯に誘われるんだ。
断って逃げるように先に帰っても、しつこいくらいにLINEが来る。
返事をしないで無視していると電話が来る。
正直…しつこくて少し苦手だ。
「お疲れ様、緋和ちゃ〜ん!俺も上がりだから一緒にご飯いこ?2人で」
「…ごめんなさい、今日はちょっと…」
バイトあがり、帰る準備をしていた私は男の先輩に肩を掴まれた。
…林(はやし)先輩。
私がアルバイトをしている居酒屋の3歳年上の先輩だ。
「えぇ〜?この間も行けなかったよねぇ?つれないなぁ、先輩のお誘い断るの?奢ってあげるからさぁ」
馴れ馴れしく私の肩に触れるその手はあまり心地のよいものではなかった。
林先輩はわざとなのか天然なのか、とても距離感が近い。
いつもさりげなく腕や肩を触られる。
そして上がりの時間が被ると必ずご飯に誘われるんだ。
断って逃げるように先に帰っても、しつこいくらいにLINEが来る。
返事をしないで無視していると電話が来る。
正直…しつこくて少し苦手だ。