無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎








「おはよーはるちゃん、フユちゃん」




「あ、楓莉おは………」

「はよ」

「……っなる、成水くん…!?おっぅう、ou@ito8*※?!」

「なんて?」


「久代 芙柚16歳、人生終了のお知らせデス……」

「フユしっかり………!成水くんおはよう今日もひたすら尊いですね存在ga☆@128=.-|!」

「だからなんて?」




「フユちゃん、はるちゃん、あの……」

「……楓莉、久代と幸田は何を言ってるの?」

「わたしもいつもよくわからなくて…」

「ふうん…」





朝。李々斗と一緒に登校して教室に入り、はるちゃんとフユちゃんと挨拶を交わした。


いつもは李々斗は教室に入ってすぐ自分の席に向かうけれど、今日は───というか昨日の夜からなんだか少し甘えたモードのようで、わたしから離れようとしないのだ。


はるちゃんとフユちゃんは相変わらず李々斗のファンだから、わたしのおまけとはいえ朝から李々斗と挨拶ができて失神しかけていた。

いや、しかけていた、ではなく"していた"。



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