無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎
それで、今。
無事買い物を終えたわたしたちは、「ちょっと座って休もうよ」というはるちゃんの言葉に頷いてカフェにきていた。
「結構歩いたからつかれたねー」
レモンティーを飲みながらはるちゃんが言う。
彼女の横には、フユちゃんにあげるプレゼントとはまた別に大きな紙袋が置いてあって、二人なのに4人掛けの広いテーブル席に通され、はるちゃんの荷物がおおいことを考慮したこのカフェの店員さんのやさしさを感じた。
歩き回ったのは、はるちゃんが新しい服が欲しいと言って駅地下のお店をめぐったから。
たしかに沢山歩き回ってつかれたのは本当だけど、はるちゃんといるとおしゃれなお店をたくさん教えてもらえるから楽しい。