無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎






「明日学校だるーい」

「楓莉 朝弱いんだし早く寝なよ」

「りり、わたしのママよりママだね」

「せめて性別は男にして」




明日は月曜日。

李々斗の家から学校に通うのは明日が初めてだ。



まあ、わたしがこの家にお世話になる前から、李々斗は毎朝わたしの家まで迎えに来てくれていて登下校は一緒にしていたから、ただわたしにとっての通学路が変わるだけなんだけど。




「りり 明日起こして」

「自分で起きろばーか」

「寝坊したらりりのせいにするよ」

「なんでだよ」




2人でソファに座りながらそんな会話をする。

喋りながらふと隣に視線を向けると、何気なく視線が重なった。


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