無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎






「自分だけのトクベツな女の子が、他の男の子にとられたら嫌じゃん。もし、楓莉が犬飼ってたとして、自分より隣の家の女子高生A子に懐いたらどう?ちょっといやじゃない?」

「え、嫌だな…」

「でしょ。A子より私の方が犬ちゃんのこと大事にできるって思うじゃん。てかあんたの飼い主わたしやで?って感じじゃん」

「打倒A子」

「そう、それよ。成水くんが楓莉のこと離してくれないの、それと同じだと思うのね」

「なるほど、つまり私はりりの犬…」



そう言ったら、「まあ、かなりしつけられてる感はあるよね」と笑われた。



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