キミだけのヒーロー
誤解と事実
「……へっ…くしゅん!」
「おい……風邪か?」
いつものように部活を終えたシィとオレは、校舎脇の自販機の前にいた。
「いや。たいしたことない……くしゅん!」
2度目のくしゃみ。
と同時に、ガチャンという自販機特有の、缶が取り出し口に落ちる音がした。
「あ……やべ。アクエリ買うつもりやったのに、紅茶花伝買ってもうた……。激甘やんけ!」
相変わらず天然をかましてくれるシィにオレは腹を抱えて笑った。
「ケンジ、交換してくれ!」
「アホか」
オレはシィの目の前でこれみよがしにアクエリアスのボタンを押した。
そして当然、オレ様が飲ませていただきました。
「おい……風邪か?」
いつものように部活を終えたシィとオレは、校舎脇の自販機の前にいた。
「いや。たいしたことない……くしゅん!」
2度目のくしゃみ。
と同時に、ガチャンという自販機特有の、缶が取り出し口に落ちる音がした。
「あ……やべ。アクエリ買うつもりやったのに、紅茶花伝買ってもうた……。激甘やんけ!」
相変わらず天然をかましてくれるシィにオレは腹を抱えて笑った。
「ケンジ、交換してくれ!」
「アホか」
オレはシィの目の前でこれみよがしにアクエリアスのボタンを押した。
そして当然、オレ様が飲ませていただきました。