モテ期はとある日常に突撃訪問してきやがった

まさかの手紙が…

そう、これはまず始まりにすぎないごく普通の女が学校の玄関で靴箱を見たところから始まる。




『ん?』






ルーズリーフが四つ折りになっている手紙?が入っていた






『もしや』







恐る恐る開いてみる椎木 紫







2-Aの椎木 紫さんへ

ずっと前から気になっていました。

椎木 紫さんのことが頭から離れない日々を過ごす日常はとても苦しかったです。

なので告白したいんで明日の放課後体育館のバスケットゴール下へ来てください。

差出人より







『・・・・、人生の初めてのラブレターがまさかハチャメチャだとは』







まずまず体育館のバスケットゴールって4つあるよね?







なんて呑気に考えながら取り敢えず紫はシューズを履いて教室へ向かうのであった。
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