私は彼とあくまでも友達になりたい
私は、弥生くんの隣で勉強しながらチャイムが鳴るのを待った。

隣で眠る弥生くんは、私がこんなこと言われてるなんて思ってないだろうし、こんなにファンがいることも知らないんだろうなぁ…。

よくよく図書室を見ると、弥生くんのファンとおぼしき女子たちはみんな美人で可愛い。

うーん、私ってやっぱり、もしかしなくても場違い?

そんなことを思った。
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