私は彼とあくまでも友達になりたい
***
とうとうデート当日。駅待ち合わせ。
うー。楽しみすぎて早く着いちゃった。
10月終わり特有の寒さが私の肌を撫でた。
私は千夏が選んでくれた服を見に包んでいる。
赤のノースリーブニットに、白のエーラインのフレアスカート。その上からオーバーサイズの黒のMA-1。
はずしアイテムとして赤のスニーカー。
サコッシュを肩から下げて、ボブヘアから少し伸びた髪も横を編み込んでいる。
今日のためにコーラル色のリップも買った。
彰人くん、可愛いって言ってくれるかな?
ドキドキしながら腕時計とにらめっこする。
待ち合わせ時間まであと10分──。
とうとうデート当日。駅待ち合わせ。
うー。楽しみすぎて早く着いちゃった。
10月終わり特有の寒さが私の肌を撫でた。
私は千夏が選んでくれた服を見に包んでいる。
赤のノースリーブニットに、白のエーラインのフレアスカート。その上からオーバーサイズの黒のMA-1。
はずしアイテムとして赤のスニーカー。
サコッシュを肩から下げて、ボブヘアから少し伸びた髪も横を編み込んでいる。
今日のためにコーラル色のリップも買った。
彰人くん、可愛いって言ってくれるかな?
ドキドキしながら腕時計とにらめっこする。
待ち合わせ時間まであと10分──。