私は彼とあくまでも友達になりたい
「じゃ、行こっか。」

彰人くんは私の手を繋ぎながら言った。

…こういうことをさりげなくしてくることが私を照れさせる要因になっている。

ダメダメ。今日は彰人くんのことを照れさせるんだから。
私が照れてどうする。

頑張るぞー。

そう意気込んで、

「うん!行こ!」

と言った。満面の笑みを浮かべて。
< 220 / 251 >

この作品をシェア

pagetop