あなたの左手、 私の右手。
「焦る必要はない。焦らんでいい。ゆっくり決めてくれたらいい。」
そうは言ってもらっていてもちゃんと決めないとならないとわかっている。
両親の事故のあと、立ち止まりすぎてしまった私は、また自分がとまってしまうことが怖い。
あの時もおばあちゃんが支えてくれて、やっと前に進みだした。
今は先輩が隣に居てくれている。
でも、それじゃだめだ。
いつまでも誰かに甘えて立ち止まっていたらだめだ。
「私、今度こそちゃんと自分で進みたいんです。でも、やっぱり時間がかかっちゃって・・・」
「俺は待つで。こんなに幸せな時間過ごしながら待てるんやから俺からしたら最高や。」
先輩はそう言って私を抱きしめてくれた。
「焦らんでいい。これは俺の本心というよりも、お願いや。焦って無理したり、自分の心の声にちゃんを向き合わないのはやめてほしい。誰かの為じゃなく、自分のための判断であってほしい。」
温かくて大きい先輩に心ごと包まれる。
そうは言ってもらっていてもちゃんと決めないとならないとわかっている。
両親の事故のあと、立ち止まりすぎてしまった私は、また自分がとまってしまうことが怖い。
あの時もおばあちゃんが支えてくれて、やっと前に進みだした。
今は先輩が隣に居てくれている。
でも、それじゃだめだ。
いつまでも誰かに甘えて立ち止まっていたらだめだ。
「私、今度こそちゃんと自分で進みたいんです。でも、やっぱり時間がかかっちゃって・・・」
「俺は待つで。こんなに幸せな時間過ごしながら待てるんやから俺からしたら最高や。」
先輩はそう言って私を抱きしめてくれた。
「焦らんでいい。これは俺の本心というよりも、お願いや。焦って無理したり、自分の心の声にちゃんを向き合わないのはやめてほしい。誰かの為じゃなく、自分のための判断であってほしい。」
温かくて大きい先輩に心ごと包まれる。