あなたの左手、 私の右手。
次の日。
私は出勤時間のぎりぎりまで家事をしてから家を出た。
パンプスでダッシュする。
駅に着くころには肩で息をしている私。
でも、今日も一日頑張らないとと気合を入れながら、ホームに入ってくるだろう満員電車を想像しながら覚悟をする。
やっぱり一本早い電車に乗ることは不可能だ。
足の悪いおばあちゃんに負担をかけないように、なるべく家のことはやれるときはやりたい。
そもそも、おばあちゃんは私のために引っ越してくれた。
おじいちゃんとの思い出の詰まった家を手放してまで・・・。
おばあちゃんが私のためにしてくれていることの大きさを思えば私のしていることなんてまだ半分にも及んでいない。
2年前のあの日から・・・
おばあちゃんが居なかったら私はこうして仕事をすることだってできていなかった・・・。
私は出勤時間のぎりぎりまで家事をしてから家を出た。
パンプスでダッシュする。
駅に着くころには肩で息をしている私。
でも、今日も一日頑張らないとと気合を入れながら、ホームに入ってくるだろう満員電車を想像しながら覚悟をする。
やっぱり一本早い電車に乗ることは不可能だ。
足の悪いおばあちゃんに負担をかけないように、なるべく家のことはやれるときはやりたい。
そもそも、おばあちゃんは私のために引っ越してくれた。
おじいちゃんとの思い出の詰まった家を手放してまで・・・。
おばあちゃんが私のためにしてくれていることの大きさを思えば私のしていることなんてまだ半分にも及んでいない。
2年前のあの日から・・・
おばあちゃんが居なかったら私はこうして仕事をすることだってできていなかった・・・。