失恋したら、寄り添ってくれる優しい腹黒後輩に愛され始めました。
「結愛姉」

 ギュッと抱きついてきた結蓮ちゃんに、心臓を打たれる。

「結〜絵〜」

 あ、蓮さんだ。

「あ。結愛じゃん。大っきくなったなぁ」

 なんか、お父さんみたいな事いうなぁ。蓮さんって。

 お姉ちゃんの事溺愛してるんだって〜

 いいなぁ。私も、誰かに溺愛されたい。

 そして、ふと頭に浮かんだのが、


“氷楽くん”だった。
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