失恋したら、寄り添ってくれる優しい腹黒後輩に愛され始めました。
「氷楽くん。慰めてくれてありがとう」

 私は、氷楽くんに微笑みながら、お礼をした。

「っ……」

 今度はさっきよりも、頬の色が濃くなった氷楽くん。

「大丈夫!?お熱でもある!?」

「平気です」

「ならよかった」

 ホッと胸を撫で下ろした。


 家に着き、氷楽くんとはお別れ
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