子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
ご褒美には、気持ちいいことを
「雅也。好き嫌いはダメだよ」
3歳になった雅也は、自我も芽生え、知恵も体力もつけ、イヤイヤ期も挟みつつ元気いっぱいに育っている。
「やあだ!!ブロッコリー美味しくない!!」
緑色のものは視界に入るのも嫌なのか、こっそり落としたり、一切手をつけようとしなかったりと、なかなか手強い。
「雅也、お母さんが作ってくれたんだぞ。苦手でも一口は食べるぞ」
見かねた柊也さんも声をかけてくれるけど、そこは幼い子のこと。「やあだ」の一点張りだ。何気に、この〝やあだ〟が、私の中のイライラを煽る。
見た目を可愛らしくしても、味付けを工夫しても、結果は同じ。
細かくしてハンバーグに混ぜたりすれば、なんとか食べられるけれど、やっぱり元々の形を意識してもらいたい。
「よし、雅也。この小さいの一つでいいから食べてみようか?」
「いやいや」
全力で首を振って、精一杯の拒絶を示す雅也。怒っちゃだめだと思いつつ、これが毎食続くのだからたまったものではない。
3歳になった雅也は、自我も芽生え、知恵も体力もつけ、イヤイヤ期も挟みつつ元気いっぱいに育っている。
「やあだ!!ブロッコリー美味しくない!!」
緑色のものは視界に入るのも嫌なのか、こっそり落としたり、一切手をつけようとしなかったりと、なかなか手強い。
「雅也、お母さんが作ってくれたんだぞ。苦手でも一口は食べるぞ」
見かねた柊也さんも声をかけてくれるけど、そこは幼い子のこと。「やあだ」の一点張りだ。何気に、この〝やあだ〟が、私の中のイライラを煽る。
見た目を可愛らしくしても、味付けを工夫しても、結果は同じ。
細かくしてハンバーグに混ぜたりすれば、なんとか食べられるけれど、やっぱり元々の形を意識してもらいたい。
「よし、雅也。この小さいの一つでいいから食べてみようか?」
「いやいや」
全力で首を振って、精一杯の拒絶を示す雅也。怒っちゃだめだと思いつつ、これが毎食続くのだからたまったものではない。