子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「しゅ、柊也さん!?」

「おっじゃましまーす」

「なっなっなっ……」

さっきお風呂を済ませたはずの柊也さん。一体、なにしに来た?
全裸の彼を凝視することもできず、視線を逸らせながらパニックと戦う。

「よっと」

なんて言いながら、あろうことが私の入っている浴槽に柊也さんも入ってくるじゃないか!!

「ちょっ、ちょっと……」

「んー気持ちいいなあ」

なにこの寛ぎモード。

「さ、さっき入ったよね?」

「ん?ああ」

だから、説明!!
相槌だけじゃ意味がわからないから!!

「紬、おいで」

ニヤリとしたかと思えば、両手を広げて私が行くのを待っている柊也さん。これは、あれか?罠か?それとも……罠か?


< 243 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop