子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
そんな不仲だった両親は、私が大学に入学した頃、ついに離婚した。

正直、やっとかって思った。

その反面、私の存在が離婚の邪魔をしていたかと思ってしまったのも事実。

2人が離婚した頃、それぞれにこれまでいかに苦しんできたかをぶちまけた。以来、節目ごとに連絡する程度の関係になってしまった。


両親の離婚によって、〝若林〟と名乗っていた私は、母の旧姓である〝加納紬〟になった。



結婚なんてするもんじゃない。
身をもって感じた。












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