子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「まあ、教えるのはできない日だけでいいんだけどな。それ以外は2日とあけずに注いでやるし」

「そ、そそ、そそ……」

言い方!!
羞恥心!!

言い返したいのに、今の私は顔を真っ赤にして口をパクパクさせるのみ。

「紬ちゃん、かあわいい」

よしよしなんて頭を撫でられてしまう。

く、屈辱的だわ。


でも……あれ?ちょっと待ってよ。

「ちょっ、ちょっと。2日とあけず!?ふ、増えてるし……」

「気付くの遅っ」

ケラケラ笑いながら食器を洗い場に運ぶ柊也さんの後ろ姿をジロっと睨む。

だめだ。
完全におちょくられてる。










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