子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
明日はお互いに仕事。
柊也さんに先のお風呂に入ってもらい、その間にわずかに残った片付けをしていた。

すっかり集中していた時、ドアをノックする音にハッとした。

「紬、出たぞ。紬も入ってこいよ」

「あっ、はい」

ちらっと顔を覗かせた柊也さんの髪はまだ濡れていて、溢れ出る色気の半端なさにドキリとしてしまう。

イケメンはずるい。
髪を濡らしただけで、こうも人をドキドキさせるなんて!!

なんて言ったら、「なに言ってんだよ」って小馬鹿にされるのがオチ。口が裂けても黙っておこう。








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