恋愛経験0のイケメン俳優と恋をした件。(事件)
11月最後の夜
オレに2番目の彼女ができた
一夜明けて
「おはよう」
「おはよう」
予備校でいつものように
キミと挨拶を交した
オレは
なんとなく恥ずかしかったけど
キミは
いつもと変わらなく見えた
「大和…
昨日、言い忘れたことがあった」
「え…なに…?
なんか、前もそんなことあったよね
嫌な予感しかしないけど…」
前は
私、高校生なんです…
確か、そうだった
「前も大和、そぉ言ってた
嫌な予感しかしないって…
…
私も嫌な予感する…」
「な、に…?
こわいんだけど…」
実験結果を聞くのもこわかったけど
今また不安になる
「昨日ね…
大和に一生彼女できないの
心配してたんじゃなくて…
…
大学行ったら
大和に彼女できたらヤダな…って思ってた
…
大和が私以外の人と付き合ったりするの
嫌だな…って…心配してたの
…
また自分勝手でしょ
ごめんね」
「なんだ…」
かなりホッとした
「聞いたら
やっぱり、好きじゃなくなった?」
「いや…
…
もっと好きになった」
キミが恥ずかしそうにした
朝から幸せ