片思いスパイラル。
「ごめんなさい、間違えました。」


沈黙にいたたまれなくなって、私からこの話に終止符を打った。もう言わない。もう聞かない。

「先生、私のこと好きですか?」

聞きたいと思ってしまった私が馬鹿だった。

私はその後、当たり障りのない会話をして病院を出た。
< 4 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop