先生は旦那様

✱実家

あれから時間は経ち、放課後。


昼休みにお母さんからメールが来ていた。


【学校終わったら家に来てね】

なんの用事かわからないけれど、断ることはできない。


だって、断ると…しつこくメールと電話が来るから。

めんどくさいことはわかってるから、それなら最初から行ってさっさと済ませた方が早いんだよね。


「美弥、帰ろう~」

「あ、ごめん。今日実家寄らなきゃだから」


私はそう言って、バイバイをして実家に向かった。
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