先生は旦那様
私が落ち着くまで何も言わず、ただずーっと抱きしめてくれる夏希。

おかげで落ち着くことができた。


「ありがとう。もう大丈夫」

「そうか。ならよかった」


取り合えず、お母さんたちに電話して話さないと。


「お母さんに電話してくるから、それまで智也のことお願いできるかな」

「いいよ。お義母さんと話しておいで」


夏希の言葉に微笑んで、私は自分の部屋で電話することにした。
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