先生は旦那様
「ファンクラブあるほど人気だってこと」

「ファンクラブまであんの?」


と、驚く夏希。

人気あるのは知ってたのか…


「人気あるのは気づいてたんだ」

「まぁ、俺が一番生徒と歳が近いし女子生徒に囲まれるからさすがにな」


確かに。

休み時間は絶対女子生徒はたくさん夏希を囲ってる。

気づかないはずないか。


「なーくん、モテモテ?」

「そ、モテモテなの」

「すご〜い!!!」


確かに凄いけど、何かおもしろくない。

夏希は私の旦那なのに…


「美弥、ということだからお留守番しててね」

と、子供扱いしてるような言い方をする夏希。

それもおもしろくない。


「はいはい」

私はそれだけ言って、ご飯をぱっぱと食べて出かける準備を始めた。


2人が出かけるなら、私だって!

行くとこないし実家に行こうかな。
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