先生は旦那様
「なーくんって、あだ名までつけてたよ」

「ふふ。可愛いあだ名ね」


笑い事じゃないよ。

おかげで、智也に全然構ってもらえないんだから!


「ヤキモチやかないの」

「別に…」

「美弥も、いい加減弟離れしないと!」

「うーん、無理かな」


無理無理。

弟離れなんて、考えられません。


「まぁ、いつかは智也から離れる日がくるかもね」

「そんなこと言わないでよ!」

「はいはい。夜ご飯食べてく?」

「あー…いや、もう帰るよ」


気づいたら、もう夕方だった。

さすがに2人ともそろそろ帰ってくるだろうし。


「そう?じゃあ、気をつけてね」

「はーい」


私は実家を後にして、帰路に着いた。
< 71 / 71 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ずっと……

総文字数/21,089

恋愛(学園)84ページ

表紙を見る
先生×私の秘密

総文字数/9,082

恋愛(学園)29ページ

表紙を見る
ホスト様と私の恋

総文字数/6,779

恋愛(純愛)19ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop