可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。
不器用な愛
告白
……昨日は、鈴くんにおうちまで送ってもらっていたらしいけど、なんだか申し訳ないなぁ……。
7時15分。
いつもなら鈴くんがお迎えに来てくれる時刻だけど……。
それから15分経っても鈴くんは来なかったので、私は1人で学校に行く事にした。
ドアを開けると、楓也先輩と大地くんが居た。
「お、おはようございます。」
「おはよ〜!結乃ちゃん〜!」
「おはよ!ゆーのちゃん!」
2人揃ってギュッと私に抱きついてきた。
可愛いなぁと思いながら、抱きしめ返した。
「あれ?鈴くんはいないの?」
「は、はい。」
「あ!じゃあ僕と行こうよ!学校」
「え!いいの?」
「ダーメ!結乃ちゃんは僕と学校いーくの!」
「ええっ!?楓也先輩?!」
ふ、2人共、か、可愛い!