可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。

「白髪ウィッグ卒業します!」

「白髪ウィッグ卒業します!」

「「あ、あぁ。」」

 ん?どうしたんだろ。

 ま、いいや。

 このウィッグともおさらば。

 明日は『素の私』で学校に行こう。




 次の日。

「ふぁっ……寝坊ちた……」

「もう7時半だぞ……しょうがない、兄ちゃんが学校まで送っててやる」

「え……!本当……?あいがと」

「っ……ほら早く着替えて来い」

「ふふっ、はーい」
< 235 / 339 >

この作品をシェア

pagetop