可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。

 と思いながらも、moonlightの基地から鈴くんと……。

 帰ってきたんだけれど……?

「りん、くん?」

「なぁに?」

「Rainは、どうなるの?」

「あー総長やるよ、先輩いやでしょ?Rainの人達の総長やめるの」

「う、うん……!!ありがとう……!」

 鈴くんは、やっぱり私のことわかってくれている。

 それだけで、頬が緩んでしまった。

「ふふっ、嬉しいんだね、ニヤニヤしてるよ」

「っ……」

「やばい可愛過ぎるよ」

 ギュッと抱きついてきた鈴くんが可愛くて胸が高鳴った。
< 264 / 339 >

この作品をシェア

pagetop