可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。
「なんでもって言ったよね?」

「へっ?いやあのっ……!!んっ……!!」

 強引にキスされたことがわかった。

 息苦しい……!!

 唇が何回も重なって離れての繰り返しだ。

 ぜ、前言撤回したい……!!

 でも、窒息死さえしなければ、この時間も愛しいのかもしれない……。

 けど……!!

「鈴くっ……!んんっ……くる……ちい……!!」

 ほ、本当に窒息死するっ……!!

「ふぁ……」

 やっと離された唇に、少し寂しさを感じながらも、意識が遠のいているのに気がついた。
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