Romantic Mistake!
* * *
「颯介さんっ……」
すっかり夜になり、私たちは彼の部屋のベッドに雪崩れこんでキスをしながら、足を絡めて激しくお互いを求め合う。
「ダ、ダメ……」
「本当に? ……ダメな反応には見えないな」
昨夜よりも、颯介さんは目を細めて意地悪な表情をする。きっと誰にでも優しい彼が私だけに見せてくれる特別な表情に違いない。そう思うと、この意地悪な言葉にたまらなくドキドキして、身体が従順になっていった。
「あ……あ、ん……」
「かわいい。たまらない。もっと見せて」
彼の繊細な指や唇は、私を隅々まで愛し尽くす。昨夜よりもさらに深く、献身的な愛が私を包んだ。