極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
今日の彼女は濃紺のワンピースを着てとてもシックな感じ。
いつ見ても素敵だし、仕事も出来るから憧れる。
「藤原さん、おはよう。社長に頼まれて北條さんに書類を届けに来たの。彼、今日は朝からいるかしら?」
彼女の質問に優との会話を思い出しながら答えた。
「今日は午後から出社するみたいですよ」
「そうなんだ?俺はてっきり朝からいるものと思っていたなあ」
朝井さんの背後から滝川さんがひょっこり現れて驚いた。
「あっ、滝川さん、もう出社されていたんですね」
「藤原さん、おはよう。なんで部長が午後から出社するって知ってるの?」
あっ……マズい。
何て言い訳しよう。
仕事のことでちょっと電話したっていうのは不自然だ。
私の直属の上司は佐藤課長だし、仕事関係で優に直接確認を取ることはまずない。
だとしたら、兄関連で……。
「あの……その……兄からの伝言を今朝メールで北條さんに伝えたら……そんな返事が返って来たんです。あっ、北條さんは兄の親友で」
いつ見ても素敵だし、仕事も出来るから憧れる。
「藤原さん、おはよう。社長に頼まれて北條さんに書類を届けに来たの。彼、今日は朝からいるかしら?」
彼女の質問に優との会話を思い出しながら答えた。
「今日は午後から出社するみたいですよ」
「そうなんだ?俺はてっきり朝からいるものと思っていたなあ」
朝井さんの背後から滝川さんがひょっこり現れて驚いた。
「あっ、滝川さん、もう出社されていたんですね」
「藤原さん、おはよう。なんで部長が午後から出社するって知ってるの?」
あっ……マズい。
何て言い訳しよう。
仕事のことでちょっと電話したっていうのは不自然だ。
私の直属の上司は佐藤課長だし、仕事関係で優に直接確認を取ることはまずない。
だとしたら、兄関連で……。
「あの……その……兄からの伝言を今朝メールで北條さんに伝えたら……そんな返事が返って来たんです。あっ、北條さんは兄の親友で」